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『顔』について

                   
    会長 小笠原 誠

                         
平成19年3月21日

 役職柄卒業式や入学式に出席させていただく機会が多くなる時節です.
その中でよく感じることは,人の顔は各々の場面や状況で様々に変化するということです.
入学式の時のボーっとしていて「しっかりせーよ」と思っていた人達が,
バイザー会議などで出会うと,単に多感で最も変化をしやすい時期だからということだけでなく,
一人一人が養成校の教育の成果や,実習に向かう緊張感からか,大変引き締まった顔をしています.
 臨床の場面でも,子どもたちの表情も発達だけでなく,心地よい時,課題へ取り組む時またそれが達成された時の顔の変化に私自身が和まされ,癒され,またこの顔を「見たい」また保護者に「見せたい」という思いが高まります.その時の自分の顔を客観的に見ることは出来ませんが,さぞ穏やかな,柔らかい表情をしているのだと思います.
 とりあえず毎朝の歯磨き,髭剃り,薄くなった髪を整える時,
一日何回か鏡の中の自分を見るにつけ,
デスクの前では難しく,険しい顔.
今は話したくないというような顔.
ツンとすまし顔.
などなど職場でも家庭でも人と向き合う時の自分の顔に気をつけなければと思います.

いつも一所懸命な顔つきでは相手が疲れますし,いつもへらへらしていては信用されませんからね.

皆さんはどんな顔をしていますか?
そして気をつけていますか?

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